
写真はV. クバシュタの Die lustige Grille
(アリとキリギリス・ドイツ語版)
まず、この表紙のキリギリスの表情…
憎たらしさが出ていて
とても良いですよねぇ (@m@(笑)
V. クバシュタは
一昔前に世界で最も愛された飛び出す絵本の第一人者。
現在でも根強いファンが世界中にいます。
今回の絵本は飛び出す絵本ではありませんが
ユニークなカットのほどこされた
いわゆる穴あきタイプの絵本。
絵本の至る所にクバシュタのセンスの良さを感じます (´・v・`)
あるページの絵を開きかけた時
キリギリスの触覚が切れてしまっている?と思っていたら…
ページを完全に開くと
触覚が現れたりしておお!さすがだと思いました。
(前ページに何気なく描かれてる草の線を利用しています。)
絵本サイズそれほど大きくはないです。
サイズ(24cm×19.5cm ×1cm)
見開き6シーン。
丈夫なボードブックですが
今流行のしかけ絵本に比べるとボリュームはありません。
ドイツ語なので
子どもの読み聞かせ用にも向いてないかもしれません。
ですが、
これは1958年版の貴重な復刻版。
クバシュタの作品が近年復刻版で出るのはとても珍しいです。
特にクバシュタファンにはお勧めの1冊です。d(´・v・`)
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右上:レース切り絵 細かい切り絵楽しいですね♪ハサミ修行中。
左下:モールベア 誰もが使った事があるあのモールでミニテディベアが作れる!
右下:バタフライ ポップアップカード 蝶をテーマとした立体カード