現代のポップアップクリエイターたちは
この方の作品を熱く支持していると思いますねぇ(^v^
19世紀の飛び出す絵本の巨匠
ドイツのローター・メッゲンドルファー(1847-1925)
彼も類いまれなる才能の持ち主で
作家、イラストレーター、ポップアップクリエイターとして大活躍し
数々の名作を残したようです。
1866年頃からイラストレーターとしてマガジン出版に関わっていました。
初の仕掛け絵本は1878年
彼の息子へのクリスマのプレゼントとして贈った絵本が
元になっているらしいです^^ 子煩悩ですよね。
彼の絵本は近年復刻版として結構出ているようで
100年以上も前の天才クリエイターの作品を
手にとって見ることが出来るのは本当に素晴らしい事ですね (*✪∇✪*)
初版1887年 復刻版
「インターナショナル・サーカス」
本は一見普通の絵本の様に見えますが
広げるとこうなってしまいます。
世界のサーカス団が繰り広げるステージ。
躍動感があってとても良いですね。
日本のサーカース団?らしきのもあります。
私のは英語版ですが現在絶版で中古本のみ。
日本ではドイツ語版は新品であるようです。
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International Circus(英語版) 私のはこちらです。
こちらは「ドールハウス」の復刻版。
ヴィンテージなイラストの雰囲気が良い感じのドールハウス
(畳まれた状態)
大きい絵本の方はサイズは横27cmですが
広げると1m4cmにもなり圧巻です。
ミニサイズの絵本でも広げると50cm以上はあると思います。
英語版、ドイツ語版有
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The Doll's House(英語版) 私のはこちらです。
動物園の立体絵本 19世紀の復刻版
ビクトリアン時代の子供たちが楽しさが伝わって来ます。
奥付に名前は彼の名前は載っていませんが
どうやらこちらも彼の作品の様です。
インターナショナル・サーカスのようなユニークな舞台型。
この何気ない檻のデザインも
しかけに上手く活かされています。
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19世紀ヨーロッパの公園 ユニークなパノラマ絵本
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メッゲンドルファーの初期の仕掛け絵本復刊
『Lustiges Automaten - Theater』 (初版1890年)
19世紀で既にこういうタブ仕掛けを考案していたとは!!
このシーンはひとつのタブを引くと
目と手、足が同時に動きます。 ↓この方、自分に酔いしれて演奏?(笑)
言語がドイツ語で、
ポエムの意味がさっぱりわからないのが残念ですが
人物の表情がどれもユーモアがあって、
活き活きしています(^m^ 大判サイズ!
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メッゲンドルファーの復刻版は
他にも色々復刊が出ています。
近年・現代のしかけ絵本作家達
アップしています__φ(´・v・`)