
久々に
飛び出す絵本の感想です^^
『ナマケモノのいる森で』(和書)

森林伐採問題など自然保護について
考えさせられる飛び出す絵本。
テーマは切実ですが、
内容はお子さんにも分かりやすい様に
工夫されています^^
どのシーンにも
必ずどこかにいるナマケモノ君。


ナマケモノを探すように
絵本の各シーンに書かれていますね。
小さなナマケモノを探すために
絵本を端から端まで
くまなく観察する事になり、
自然破壊が進む中での
動物たちの様子も
しっかり記憶に残ります。
これがこの絵本の狙いでも
あるのでしょうね。
人間の勝手で
自然を破壊するのはあっと言う間。
森が無くなると鳥たちは住めません。

そしてそれは
後々、人間自身にも災いとして返ってきます。
動物と逃げ惑う人間が描かれています。


それでも、
一人でも人間がその過ちに気づき、
一歩を踏み出せば
大地はゆっくり、
そして確実に息を吹き返してきます。
種を蒔く人。

今回は写真は載せていませんが、
このタブを引くと…どうなる?
この仕掛けのセンスがかわいいです。
そして
最後のクライマックス!
これがとても美しいシーンです! ^0^
今時の流行の飛び出す絵本に比べると
すっきりとした印象の小さめの作品ですが
他の絵本には見られない紙の使い方は斬新!
目を見張るものがあります!(^v^)
『ナマケモノのいる森で』(和書)
『
Wake Up, Sloth!』(洋書)

今回の絵本は
アヌック・ボワロベールとルイ・リゴーのコンビ
このお二人にも注目したいです!(^0^)ノ
彼らの他の話題作
『Under the Ocean』(洋書 英語)
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