★『ナマケモノのいる森で』 飛び出す絵本

イメージ 1
  
  
久々に
飛び出す絵本の感想です^^
  
  
ナマケモノのいる森で』(和書) 
  
イメージ 128
  
  
森林伐採問題など自然保護について
考えさせられる飛び出す絵本。
  
テーマは切実ですが、
内容はお子さんにも分かりやすい様に
工夫されています^^
  
どのシーンにも
必ずどこかにいるナマケモノ君。
  
イメージ 129
イメージ 126
  
  
ナマケモノを探すように
絵本の各シーンに書かれていますね。
  
小さなナマケモノを探すために
絵本を端から端まで
くまなく観察する事になり、
自然破壊が進む中での
動物たちの様子も
しっかり記憶に残ります。
これがこの絵本の狙いでも
あるのでしょうね。
  
人間の勝手で
自然を破壊するのはあっと言う間。
森が無くなると鳥たちは住めません。
  
イメージ 130
  
  
そしてそれは
後々、人間自身にも災いとして返ってきます。
動物と逃げ惑う人間が描かれています。
  
イメージ 131
イメージ 132
  
  
それでも、
一人でも人間がその過ちに気づき、
一歩を踏み出せば
大地はゆっくり、
そして確実に息を吹き返してきます。
  
種を蒔く人。
  
イメージ 133
  
今回は写真は載せていませんが、
このタブを引くと…どうなる?
この仕掛けのセンスがかわいいです。
  
  
そして
最後のクライマックス!
これがとても美しいシーンです! ^0^
  
  
今時の流行の飛び出す絵本に比べると
すっきりとした印象の小さめの作品ですが
他の絵本には見られない紙の使い方は斬新!
目を見張るものがあります!(^v^)
  
  
Wake Up, Sloth!』(洋書)
  
イメージ 124
  
  
今回の絵本は
アヌック・ボワロベールとルイ・リゴーのコンビ
このお二人にも注目したいです!(^0^)ノ
  
彼らの他の話題作
『Under the Ocean』(洋書 英語)
  
  
アマゾン