写真は、だいぶ前に自作した折り紙建築です。
折り紙建築の中では90度型が一番好きですね。
紙一枚で、糊を使わずに作れる
究極のポップアップカードですので(^。^
日本発祥のペーパーアート!!
紙の目を間違えると、思ったように立体化しない
実は、この折り紙建築は紙の目を間違えた為に
立体化しない部分があります^。^;
お気づきでしょうか?
左側の黄線部分。微妙にカーブがついてしまっています。
赤い矢印は、紙の目の方向。
紙の目と折りの関係
紙の目の方向と、折りの方向が同じだと、
こういう現象が起こるようです。
(細かくて、細長い線のカットが影響うけやすいみたい。)
これを回避するには
紙の目に対して、
折りは垂直にすると良いです。
横長に使っていた紙を縦長に使う。
デザインが入らない場合は縮小する。
という事です。
紙の目? 何やら難しそう…
いいえ、難しくないです。
縦目か、横目かの違いで
見分けるのも簡単です!(^0^)ノ
手に持って軽く丸めてみると
すぐ確認できます。
とても分かりやすく解説されています。
↓
さて、ここで問題です。
下図でどちらが折り紙建築向きの紙の使い方でしょう?^^
↓
これは左!
綺麗に折れるって書いてあるし v(^v^)v
いいえ、実は右側です(@@)
戻ろうとする力!
この紙の力を利用すると
90度型の折り紙建築は
開いた際に安定した立体型を保ちます。
でも、その方向に折ると、
折り目が荒いと書いてある…
なので、折り線をカッターで半切りするのだと思います。
折り線が綺麗になりますね。
半切りは紙の半分の厚さを切るというより、
カッターで軽く紙をなでる様な感じです。(紙の厚さにもよります)
半切り作業は面倒くさい?
半切り作業はデザインが細かいと
結構面倒くさいですねぇ(・_・)正直な話(笑)
しかし、急がば回れ?
きっちり仕上げたい場合は、半切り作業はした方が
仕上がりは綺麗です。
やや薄手の紙を使う
尚、薄手のカードストック(薄手のケント紙)であれば
半切り作業をしなくても、
出なくなったペンでなぞると折りやすいです。
薄い紙は耐久性は劣りますが。
紙の目を意識して、デザインしてみた折り紙建築。
一番右端に小さく写っているのは
壁にかけて、耐久性をチェック中のもの^^紙の種類や厚さが違います。
私が普段ペーパークラフトで使っている、紙や道具はこちらにまとめています。
市販の折り紙建築のカード
紙が厚くしっかりした作りでゴージャス。
自作する場合はもう少し薄めで大丈夫です
その方が切りやすく折りやすいので。
折り紙建築の型紙が掲載されている、作り方解説本は多数発行されています。
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色々な飛び出す絵本の感想。こちらに一覧まとめています。
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