
今回のはドールハウスでは無いですが
ノスタルジックな田舎の風景&ハウスが飛び出す絵本です。
1993年に発行された絵本で
もう絶版になっていますが
最近中古書を入手しました。
各シーンを見て行きましょう o(^0^)o
360度にぐるりと開く
メリーゴーラウンド仕掛け絵本になっています。 ワクワク♪
住居の正面玄関部分 ビクトリアンハウス
レンガ造りのお家が緑に映えていますね。
お部屋の中の様子(イラスト)も見れます。
↓
住居の裏側の土地には
沢山の野菜がすくすく育っています。
こちらもお部屋の中の様子が窓越しに見えます。
↓
さて、あとの2シーンは… o(^0^)o どんな感じかな?
え?
マジ?中古本とは言え…
こんな状態に(@_@;)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
馬小屋(納屋) 足元から崩れかけている!
時計台に折れ線。
↓
これが原因。 左側の足元が2cmほど破れています。
↓
いやいや、
これはまだ序の口でした d(^v^;
水車小屋の屋根が崩壊寸前 かろうじて繋がっています。
紙もべりっと剥がれている(T。T)
↓
中古書だと
たまにセラーの記述と違う時がありますが
これは「非常に良い状態」のを選んだはずだったのに (ー_ー) 評価も良いセラーだったのに。
セラーはちゃんと360度に開いてチェックしなかったのかも?
メリーゴーラウンド仕掛け絵本は
この様に180度開いただけでは、状態は分かりにくいです。
↓
絵本が壊れている原因
なぜこんな状態になってしまったのか?
子供が手荒く扱った様子は無いです。
絵本をよーーーく観察してみると
透明な特殊な強力接着剤で、
小屋内部が滅茶苦茶に
大量に糊付けされているではありませんか!
それが水車小屋だけでなく
先ほどの馬小屋が破れるまで
大きく影響していたんですね。
製本の段階でこうなってしまった不良品かな?
流れ流れて、私の所まで来てしまったかもしれません(笑)
まず、 壊す事からスタート(笑)
返品も考えましたが、
今回は手元に置いて(←理由は安かったから。笑)
ゆっくり手直しする事にしました。
久々の飛び出す絵本修理です。
馬小屋の修理
大きな破れは足元だけなので
これは直すのも簡単でした。
時計台の折れは裏から補強しています。
水車小屋の方は
修理する為に、絵本を更に壊す羽目に(^^;
絵本破壊中(笑)
↓
壊れた内部を剥がして取り出し修理。
この部分が一番の曲者でした。
↓
本来は専用のを使うのが良いと思いますが
内部を戻す修理がし辛かったので
屋根は思い切って切り離しました^^;
(せっかく繋がっていたのに)
表からは見えない箇所まで丁寧に描かれているのは感動!(@v@)
水車は本来手で回せる様ですが
あまりにも強力に接着されているので
剥がすのは諦めました。
水車小屋 修理進行状況
色ムラがありますが
紙が剥がれた箇所は色鉛筆で塗り足し^m^
屋根は内側部分を糊付けした後、戻して糊付け。
風車小屋 修理完了
修理完了!!
元通りの立体感を取り戻すとやはり嬉しいですね^^
暗くて見えにくいですが
ドアや高窓から水車小屋内部が見えます。
真上から見たメリーゴーラウンドしかけ絵本
つくづく面白い形をしていると思います。
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ブログ プロフィール 写真詳細
左上:ヴィクトリアン・ドールハウス 360度にぐるり広げる立体絵本

右上:レース切り絵 細かい切り絵楽しいですね♪ハサミ修行中。
左下:モールベア 誰もが使った事があるあのモールでミニテディベアが作れる!
右下:バタフライ ポップアップカード 蝶をテーマとした立体カード