
飛び出す絵本 『パディントン・ポップアップ・ロンドン』
先日触れました 映画 『パディントン 2』 に実際に登場する絵本ですね^^
手元に届きましたのでレビューアップします。
まずは表紙の
アンティークゴールドの金箔エンボス加工が素敵。
映画ではこういう風に使われています。
(市販の絵本は、映画のとは若干作りが異なります。)
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パディントン ポップアップ ロンドン
大まかな内容
映画とは内容が違うもよう?作りも若干異なっています。
私の勝手な解釈も入っています。
間違っていたらすみません。
ペルーからロンドンに来たくまのパディントンは
ブラウン家に出会って幸せに暮らしていましたが
思い出すのはペルーにいるルーシー叔母さんの事…。
叔母さんロンドンに来ないかなぁ?
きっと気に入ると思うけどと考えている時
馴染みの骨董屋さんで
ロンドンを紹介した飛び出す絵本に出会います。
この素敵な飛び出す絵本を
彼女の100歳の誕生日にプレゼントしよう!
これを見たらこちらに来てくれるはず!!
すると不思議な事に
いつの間にかパディントンは絵本の中に吸い込まれていて
どこからか懐かしい声が自分の名前を呼んでいます。
なんと、叔母さんが船に乗ってロンドンタワーブリッジの方から
今まさに入港するではありませんか。
このシーンから主人公パディントンたちがかなり小さいので
ぱっと見るとどこにいるのか分からない。
探すのが楽しいです^0^
パディントンと叔母さんは嬉しい再会を果たし
早速ロンドンめぐりを始めます。
ピカデリー・サーカス駅からスタート
セント・ポール大聖堂、ビッグベンのある英国国会議事堂
楽しい二人の時間はあっと言う間に過ぎていきます。
別れを惜しむ二人。
するとまた不思議な事が。
パディントンが叔母さんの手を取ると
絵本から二人の体が抜け出し
パディントンがロンドン中で一番大好きな場所
ブラウン家の前に立っているではありませんか。
(ここで終わっています。)
叔母さんはロンドンにしばらく滞在するのか?
一緒に住むことになるのか?
含みを持たせる場面で終わっています^^
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この飛び出す絵本は『ウォーキング・デッド』の制作にも携わった
ベテランペーパーエンジニアのデビッド・ハンコック、
そして数々のユニークな作品を発表している
ペーパーエンジニアキース・フィンチ
この二人が手がけています。
動画でご覧頂けたと思いますが、
それほどダイナミックな仕掛けは使われていません。
低いポップアップ部分が
手前に倒れ気味になる箇所があって
もう少し高さがあった方が良かった?
(でもそうなるとロンドンの風景が台無しになるのかな?)
ポップアップの裏側が無地なのも
最近の飛び出す絵本としては
正直、少し物足りないかな…。
でも、このアンティークで少し荒いタッチのイラストが
この作品によく合っています。
私は飛び出す絵本を鑑賞する際は
どんなギミックが使われているのかが一番興味があって
正直あまりイラストはじっくり見てないです(笑)
どんなギミックが使われているのかが一番興味があって
正直あまりイラストはじっくり見てないです(笑)
でも、この二人のイラストには一目見て惹かれました。
イラストレーター: ジョアンナ・ビル、オルガ・マート
もっと詳しく彼女らの事を調べてみたいです(^0^)ノ
結構大判サイズ。
ロバート・サブダの『不思議の国のアリス』と比べてみました。
こんなに大きい豪華版です。
パディントンファンの皆さんは
映画とこの飛び出す絵本をチェックされると良いですね。
後日、ミニチュアで『パディントン2』の飛び出す絵本の
1シーンを作ってみました^^大雑把
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左上:ヴィクトリアン・ドールハウス 360度にぐるり広げる立体絵本

右上:レース切り絵 細かい切り絵楽しいですね♪ハサミ修行中。
左下:モールベア 誰もが使った事があるあのモールでミニテディベアが作れる!
右下:バタフライ ポップアップカード 蝶をテーマとした立体カード
色々な飛び出す絵本の感想。こちらに一覧まとめています。