
切り絵の絵本
イタリアのアニェーゼ・バルッツィの作品5冊目 『アラジンと魔法のランプ』
これでバルッツィの切り絵の本は最終回です^^
これまでのは
Sterling Children's Bookから出版された近年の作品ですが
彼女の初期作品はTango Booksから出ていました。
今回紹介するのがそうです。
絵本の作りもこれまでのと違っています。
見開きで7シーン 切り絵は1シーンに左右2枚づつ
全体で14の切り絵で構成されています。(色が上手く出せなくてすみません。)

普通の印刷物に見えますが、ちゃんとした切り絵です。
コピー用紙の切れ端を挟んでみました^^ これだと分かりやすいでしょうか?


この作りはこれまでの4冊に比べると切り絵は劣化しにくいと思います。

活き活きとした線のバルッツィの切り絵すごく良いですね。

日本で切り絵がブームとなって久しいですが
こういう遊び心満載の絵本も出ないかなと期待しています^^
アラジン他数冊の切り絵本が
タンゴ・ブックから出版されています。
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最近は、こういう凝った切り抜きの絵本が、多数の出版社から出ていますね。
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